弱点保険アシレーヌ
4/8に開催された仲間大会「ますだ is GOD」に参加しました。主催者・参加者の方々お疲れさまでした。私は最終レート1606(240位)というなんとも言えない結果で終わりましたが、とても楽しかったです。PTはS4の構築(S4シングル構築 DM+ミミエルフ(最終115位) - 入眠メモ帳)のドリュウズをアシレーヌに変更したものを使用してみました。思ったよりも強かったので簡単に書いてみます。
アシレーヌ@弱点保険 特性:げきりゅう
技構成:ハイドロカノン ムーンフォース アクアジェット リフレクター、滅びの歌等
実数値:187-84-95-176-144-91
C:H267-D131カビゴンをダイストリーム+雨ダイストリーム倒せる(一度目のダイストリームで最高乱数切り)、H181-D75ガラルヒヒダルマをダイストリームで確定
HD:C172ロトムのDM時ボルトチェンジ+非DM時ほうでん耐え、C189トゲキッスのダイジェット3耐え(珠ダイソウゲンは乱数が絡む)
HB:A176カビゴンのダイアタック(威力150)2耐え
S:最速カビゴン抜き、4振りアーマーガア抜き×3
一貫性が高く雨で火力を出せるダイストリームが打て、その中でも最大打点のハイドロカノンを覚えること。同様に一貫しやすく状態異常(特に欠伸)を防ぐことができるダイフェアリーが使える点が強いです。弱点保険を持つメリットはロトム入りにも強気に出せる点、フリーズドライを打ってくるラプラスで簡単に発動できる等。
S4上位構築で見られたドラパルト+ガオガエンやアーマーガア+受け、特殊ドラパルト、初手ヒヒダルマあたりが私のS4構築で重かったため採用してみました。今の環境でよく見るロトムのボルトチェンジから入ってくるサイクル寄りの構築も崩すことができます(弱点保険が発動すればナットレイも受からないのでダイストリームを打つだけでよくなります)。DM後の雨ハイドロカノンは打てれば非常に強力ですが、DM後の物理方面はペラペラで、Sも低いためある程度割り切りが必要です。
不意にくる見えにくいDMはアドバンテージをとりやすいです。
S4シングル構築 DM+ミミエルフ(最終115位)
はじめまして!れすとと申します。最近外出できないため、剣盾からポケモン復帰しました。S4お疲れさまでした。初めて記事を書くので拙いとは思いますが、使用していた構築を書いてみたいと思います。少しでも参考になるところがあれば幸いです。
【コンセプト】
・初手DMで数的有利を取り、ミミッキュ+エルフーンで逃げ切る
・相手の選出に左右されにくい⇔化けの皮、身代わり+定数ダメージ(寄生木呪い)を利用する
【構築経緯】
身代わりミミッキュがこちらの初手DMの後、相手のDMに切り返されにくい面白い動きができると感じ、構築のスタートとしました。初手DM+ミミッキュで、2:1に持ち込んだ後にミミッキュが呪いで退場し、そのまま裏のエルフーンでいたずらごころ身代わり連打が詰め筋として強力だったため、この2体を軸に初手DM要員を入れていきました。
【個別紹介】
ミミッキュ@チイラの実 特性:化けの皮
技構成:じゃれつく かげうち 呪い 身代わり
実数値:131-142-100-X-125-162(陽気AS)
チイラの実は身代わりミミッキュにおいて能動的な発動が可能で、じゃれつく+かげうちの縛り範囲を最も広げることができるアイテムです。初手DMをするこの構築においては、他のポケモンに珠を渡せることも大きな利点でした。ミミッキュ自体の身代わりHPも低いので、エルフーンの寄生木+化けの皮身代わりが詰めルートになる場合もあります。ミラー意識の最速で採用しています。
技構成:身代わり 寄生木の種 コットンガード ムーンフォース
実数値:161-(A0個体)-148-98-100-140
H:16n+1(身代わりが5回張れる⇔ミミッキュが呪いで退場した後、相手がDMを切ってきても定数ダメージだけで倒し切れる)
S:最速パッチラゴン抜き HB:余った努力値を振り切り
先制身代わりができるポケモンの中でコットンガードを使えるため、物理相手にはタイプ相性を覆して起点もしくは詰ませることが可能になります。そのため想定通りの動きができなかった場合でも、相手の選出次第ではこのポケモンだけで勝てることも多かったです。選出されやすい相手のラス1ミミッキュも起点にしてしまうのが強かった。
ミミッキュで削り、呪いで退場した後は、相手の再生技や交代に対しても身代わり寄生木の起点にできるため、無理やり突破していくことが可能な場合もあります。回復手段を持たないナットレイは、ジャイロボールのPPを枯らせばなんとかなります。
ドラパルト@命の珠 特性:すりぬけ
技構成:ドラゴンアロー ゴーストダイブ 大文字 呪い
実数値:179-189-96-108-96-178
A:特化 S:最速アイアント抜き H:残り(10n-1)
初手DMをするポケモンです。珠の高火力+ダイホロウのBダウンが強力で、ダイマックス後呪いで退場できるため、裏のエルフミミッキュと相性がいいため採用しました。ナットレイやアーマーガア入りに対しても選出がしやすいように大文字を採用しています。
カビゴン@ラムの実 特性:あついしぼう ※キョダイマックス個体
実数値:237-176-112-X-131-56
カバルドンやカビゴンの欠伸から展開してくる構築は初手ドラパルトのDMでは厳しい立ち回りを強いられます。これらの展開構築や流行っていたスタン構築に強いラムカビゴン(S3 22位の方が使っていたカビゴン)をそのまま採用しました。
構築がカバルドンに薄く見えるため、初手にでてきたカバルドンに対し、AとBを上げながら突破し、裏のポケモンに自爆をすることで2:1の状況が簡単に作り出すことができ、非常に強力でした。認知され始めているポケモンですが、カビゴン自体の型が多すぎるのか、尻尾トリックエルフーン+鈍いカビゴンを想定していたのか、意表をつくことができました。
ガオガエン@オボンの実 特性:いかく
技構成:火炎放射 DDラリアット 蜻蛉がえり 鬼火
実数値:202-135-156-100-111-72(呑気HB)
アーマーガアがいる構築にカビゴンを出す勇気がなかったため、ドラパルトを選出していく形になりますが、初手ドラパルトは相手の初手ドラパミミに対して取れるアドバンテージが限られています。そこで、それらのポケモンにあと投げから対面操作を行うことができ、なおかつ鬼火+とんぼ返りからエルフーンに繋ぐことで、起点づくりも可能なガオガエンを採用しました。後続の無償降臨が重要なためS下降補正とし、役割対象を考えてHBに振り切りました。ミミッキュやギルガルドの襷を潰すため、捨て台詞ではなく蜻蛉がえりを採用しています。
ドリュウズ@気合の襷 特性:すなかき
実数値:185-187-81-X-85-154
ピクシーやニンフィア等の迅速な処理、襷枠兼DM枠として採用しましたが、ほとんど選出しませんでした。呪い展開からすなかき、剣の舞で終盤のスイープを考えていましたが、1回しかできませんでした。
【選出パターン】
選出①:ドラパorカビ+ミミ+エルフ 基本選出になります。
選出②:ドラパ+ガエン+エルフ ガエンで対面操作しつつ、ドラパルトでDM→呪いでエルフーンに繋ぐ。寄生木+威嚇でちまちま削っていく。この選出は相手のドラパルトに対して、エルフーンでDMすることも考える。
物理に偏っていて、ガオガエンのような威嚇もち(最終日はウインディにぼこぼこにされました)やガア+ドラパで対処が難しいポケモンの並びが重かったです。エルフーン+ミミッキュは面白い動きができたので、DM要員を調整しながら構築は今後もいじっていきたいと思いました。
切断バグが最終日に話題になったようで、今期は証明がほとんど不可能に近いと思いますが、一応スクショを載せておきます(私は一度も切断されませんでした)。100位手前から連敗して落ち込んだ後に連勝でき、41位に到達(21時30分時点)、目標の2桁行けると思って撤退したら次の日には3桁になっていました。そんな甘い世界ではないですね。。
最後に、色個体をくれたほむらさんリョクさん、ニャビーをくれたるるさん。ありがとう。S5はまだ潜っていないけれど、早くバグ治るといいなあ。